オーナーマニュアル HP - Instant Capacity

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はじめに

本書は、『HP Instant Capacity (iCAP) バージョン 8.x ユーザーガイド』です。 当社の Instant
Capacity ソフトウェア製品は、特定の HP エンタープライズサーバーでプロセッサの計算能
力を即時に増減する機能を提供します。

注記: 本製品名は、instant Capacity on Demand (iCOD) から、HP 9000 および HP Integrity
Server 用 HP Instant Capacity (Instant Capacity または iCAP) に変更になりました。 また、
Temporary Capacity on Demand (TiCOD) も、Temporary Instant Capacity (TiCAP) に変更にな
りました。 このバージョンでは、多数のコマンド、警告メッセージ、およびエラーメッセー
ジにおける本ソフトウェアの表記が、iCAP に変更されていますが、一部の内部ファイルでは
iCOD と表記されている箇所が残っている場合があります。

注記: 本書では、簡潔性と一般性を考慮して、すべての例で HP-UX のコマンドを使います。
対応する OpenVMS コマンドについての詳細は、

付録 B (217 ページ)

を参照してください。

Instant Capacity を使用するときには、「使用開始」処理能力と、「使用停止」処理能力を指
定して、HP エンタープライズサーバーを購入します。
処理能力は、次のシステム構成要素の数によって決まります。

コアを含むプロセッサ

セルボード

メモリー

各種構成要素に対し、使用開始状態にできる数は、各種構成要素のコンプレックスに適用さ
れている使用権の数と同じです。 「Instant Capacity」 として部品番号を指定して購入し、
「Right to Use」 (使用権) のラベルがない構成要素には、使用権は含まれていません。 Instant
Capacity としてのラベルが貼られていない構成要素には、コンプレックスに取り付けられた
あらゆる種類の構成要素に適用可能な使用権が自動的に含まれています。

使用停止状態の構成要素を使用開始状態にするには、事前に使用権を購入する必要がありま
す。 使用権を購入する基本的な方法は、「Right to Use (RTU)」 のラベルが貼付された適切な
Instant Capacity 製品を購入することです。 製品購入後に、当社から Right to Use (RTU) コー
ドワードが提供されます。 このコードワードを HP エンタープライズサーバーに適用すると、
使用停止状態の構成要素を使用開始状態にできます。

使用権を購入していない構成要素を使用開始状態にするには、他に次のような方法がありま
す。

HP-UX サーバーが Global Instant Capacity Group (GiCAP) のメンバーであり、グループ
の他のメンバーの余剰処理能力が使用可能な場合は、グループの他のメンバーから処理
能力を 「借用」できます。 Global Instant Capacity については、

第7章

で説明します。

追加の Temporary Instant Capacity (TiCAP) を購入し、その temporary capacity のコード
ワードを適用して、一時的に 1 つ以上のコアを使用開始状態にすることができます。
Temporary Instant Capacity については、

第5章

で説明します。 サーバーが Global Instant

Capacity グループのメンバーである場合は、グループメンバー間で temporary capacity
を共有できます。

Instant Capacity 構成要素を最初に購入すると付属してくる Instant Access Capacity (IAC)
を使用して、一時的に 1 つ以上の使用停止状態のコアを使用開始状態にすることができ

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Instant Capacity の概要

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