オーナーマニュアル HP - Instant Capacity

background image

Instant Capacity 適合条件と強制

Instant Capacity ソフトウェアは、システム構成要素の使用権の管理と使用開始に関する、コ
ンプレックス全体の情報を主に保持します。 このソフトウェアは、コンプレックス全体にお
ける各種構成要素の使用権の数を監視します。 (Global Instant Capacity を使用している場合、
ソフトウェアは使用権に関するグループ全体の情報も保持します。 GiCAP についての詳細
は、

第7章

を参照してください。)

Instant Capacity ソフトウェアは、システムに temporary capacity が割り当てられていなくて
も、システムの不適合状態 (システム上のコア使用権よりも多くのコアが使用開始状態になっ
ているなど) の追跡に temporary capacity の残量を使用します。 そのため、これまでに
temporary capacity を購入または適用したことがなくても、temporary capacity の残量が負に
なる可能性があります。これはシステムが適合条件を満たさなくなることを意味しています。
また、temporary capacity の残量が負の場合に、コンプレックス内で使用可能なコア使用権を
上回る数のコアを使用開始した場合は、ブート時にコアが自動的に使用停止されます。 この
「ブート時の強制適合」は、temporary capacity が適用されているかどうかにかかわらず、す
べてのシステムに適用されます。

Instant Capacity ソフトウェアは、システムの使用権によって許される範囲で、コア、セル、
およびメモリーの使用開始を随時許可します。 追加の構成要素を使用開始することにより、
システムがライセンスの適合条件を満たさなくなる場合、追加の構成要素の使用開始は認め
られません。

たとえば、Instant Capacity 契約で、サーバーには使用権が付与されたコアが 12 個、使用権
が付与されていないコアが 4 個あると規定されている場合、最大 12 個のコアを同時に使用
開始状態にできますが、4 個のコアは常に使用停止状態でなければなりません。

Instant Capacity ソフトウェアは、次の適合事項を調べることができます。

システムが、Instant Capacity 契約に適合しているか、適合していないか。

使用開始状態にできるコアの残数。

使用開始状態にできるセルとメモリーの残量。

ソフトウェアで使用される強制方法には、次のものが含まれます。

システムがライセンスの適合条件を満たさなくなる使用開始を認めない。

ブート時にコアを使用停止状態にする。

temporary capacity を超過してもまだ、使用開始状態のコアの数がコンプレックスの
コア使用権の数を上回っている場合、ブート時に自動的にコアを使用停止状態にしま

(

「Temporary Instant Capacity の期限切れと基準適合の強制」 (92 ページ)

を参

照)。

• 統合された仮想パーティション環境では、割り当てられているコア数が、その

nPartitions の使用開始予定コア数よりも多い場合、仮想パーティションがブートしな
いようにします (

「ブート時のライセンス基準への適合」 (204 ページ)

を参照)。

OpenVMS システムでは、そのコンプレックスのコア使用権を超えた使用開始状態のコ
アを ICAP_SERVER が動的に使用停止状態にする。

46

はじめに

前へ 次へ
 

© 2012–2017, manyuaru.com
All rights reserved.