オーナーマニュアル HP - Instant Capacity

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コアの使用開始

icapmodify

コマンドを使うと、nPartitions (ハードパーティション) 内の Instant Capacity シ

ステムの利用可能な使用権を使ってコアを使用開始し、処理能力を即座に増強することがで
きます。 十分な使用権がある限り、その使用権の範囲内で使用停止状態のコアをいつでも、
いくつでも使用開始状態にすることができます。 仮想パーティションにおけるコアの使用開
始についての詳細は、

「Instant Capacity と仮想パーティションの統合 (HP-UX のみ)」 (201 ペー

ジ)

を参照してください。

nPartitions 内のコアを使用開始する方法

ソフトウェアには、2 種類の使用開始方法があります。

即時 (icapmodify コマンドのデフォルト動作) — 直ちに使用開始されます。

遅延 (icapmodify コマンドの-D オプション) — パーティションの次回のリブート時に
使用開始されます。

コアの即時使用開始は、icapmodify コマンドを-a オプションまたは-s オプションととも
に使い、-D オプションを指定しなかった場合に行われます。
コアの遅延使用開始は、icapmodify コマンドに-D オプションと、-a オプションまたは-s
オプションのどちらかを指定した場合に行われます。 遅延オプション (-D) を指定すると、コ
アの使用開始は、パーティションのリブート後となります。 リブート (およびコアの使用開
始) のスケジュールを設定することで、計画どおりの時間に実行させることができます。 た
とえば、遅延使用開始モードでコアを使用開始し、パーティションのリブートスケジュール
を翌月の 1 日にすると、コアはその日に使用開始されます。

重要: パーティションを 12 時間以上シャットダウンする場合は、追加料金が発生しないよ
うに、電源もオフにする必要があります。 パーティションの電源をオフにするには、システ
ム MP から PE コマンドを実行します。

HP-UX システム上で Instant Capacity パーティションをシャットダウンまたはリブートすると
きは、必ず shutdown -R -H コマンドを使用します。また、パーティションがすでにシャッ
トダウンされている場合は、システム MP から rr コマンドを実行して、再構成可能なように
セルをリセットしてください。 shutdown コマンドの詳細は、HP-UX の

shutdown

(1M) のマン

ページを参照してください。

OpenVMS システム上で Instant Capacity パーティションをシャットダウンまたはリブートす
るときは、必ず sys$system:shutdown.com プロシージャを使用します。

遅延使用開始の場合は、使用開始されたコアの数は即座には変更されませんが、使用開始予
定のコア数は変更されるため、パーティションのリブート前であっても、適合チェックに影
響が生じます。 適合チェックは、使用開始が遅延されないものとして計算される点に注意し
てください。

重要: OpenVMS iCAP システムでは、ICAP SET コマンド (HP-UX の icapmodify コマン
ドに相当) を使ってコアを使用開始することを強くお勧めします。 START CPU コマンドを
iCAP システムで使うと、利用可能な temporary capacity が減少するなど、予期しない結果に
なることがあります。 この他の予期しない副作用として、START CPU コマンドを実行した
パーティションでのコア設定によっては、コンプレックス全体でコアの使用量が調整される
ことがあります。

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処理能力の管理に Instant Capacity を使う方法

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