オーナーマニュアル HP - Instant Capacity

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故障したコアの交換

HP-UX の LPMC と HPMC

Instant Capacity パーティションの使用開始状態のコアに、LPMC (Low Priority Machine Check)
の障害が検出された場合、パーティションに使用停止状態のコアが存在すれば、障害が見つ
かったコアの処理能力は、使用停止状態のコアによって即時に肩代わりされます。 障害が見
つかったコアは、次回のリブート時に構成から解除されるようにマークされます。

仮想パーティション環境におけるその他の検討事項については、

「仮想パーティションでの

LPMC によるプロセッサの使用停止」 (206 ページ)

を参照してください。

使用開始状態のコアに HPMC (High Priority Machine Check) の障害が検出された場合、障害が
見つかったコアはリブート時に構成から解除され、その処理能力が使用停止状態のコアによっ
て即時に肩代わりされます (パーティションに使用停止状態のコアが存在する場合)。

注記: 上記のいずれの場合でも、故障したコアは、通常のハードウェアサポート手順に従っ
て、迅速に交換する必要があります。

主プロセッサの障害 (HP-UX のみ)

主プロセッサの場合は、LPMC の障害が検出されても、直ちに処理能力が肩代わりされるわけ
ではありません。 主プロセッサで LPMC の障害が検出されたときには、LPMC モニターによっ
て構成解除用のマークが付けられますが、使用停止状態になるのは次回のリブート時です。
主プロセッサはオペレーティングシステムの制御プロセッサ (CPU 0) であるため、直ちに使
用停止状態に切り替えることはできず、他のシステムで処理能力を肩代わりさせることもで
きません。

システム内の使用開始プロセッサが 1 つだけの場合、そのプロセッサは主プロセッサとみな
され、オンラインでの交換対象になりません。 障害が検出された主プロセッサを交換するに
は、システムをリブートする必要があります。

システムに複数の使用開始プロセッサが存在する場合には、いずれか 1 つの使用開始プロセッ
サが主プロセッサになり、その他の使用開始プロセッサ (主プロセッサでない) はオンライン
で交換可能です。 主プロセッサで障害が発生した場合、交換するためにはリブートが必要に
なります。

OpenVMS での、障害が発生したコアの交換

訂正可能なエラーがコアで発生した場合は、そのコアをシャットダウンして別の iCAP コアを
起動する必要があります。 これにより、使用開始コアの数は維持されます。
システムがクラッシュするような致命的な障害がコアで発生した場合は、リブート時に他の
iCAP コアを起動し、障害が発生したコアを交換することができるため、使用開始コアの数は
維持されます。

障害が発生した OpenVMS 1 次プロセッサ

障害が発生した OpenVMS 1 次プロセッサを即座に交換することはできません。
システム内の使用開始プロセッサが 1 つだけの場合、そのプロセッサは 1 次プロセッサとみ
なされ、オンラインで交換することはできません。 障害が発生した 1 次プロセッサを交換す
るためには、システムをリブートする必要があります。

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処理能力の管理に Instant Capacity を使う方法

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